割り切りセックス

以前まで「割り切り交際」という言葉は、字義通り「愛だの結婚だのを持ちださずに割り切ってセックスだけの交際する」という意味で使われていました。

でも、近頃は「割り切り」の意味が微妙にずれてきています。たとえば掲示板には、よく女子たちからこんな感じの投稿があがっています。

「割り切った大人の付き合いを求めています。多少のお願い付きで会ってくれる人いませんか？」

一読すると、要するにこの女子は「やりてええ、いますぐチンコ欲しいいいい！」といっているように感じます。でも、よく読むと文中に「多少のお願い付きで」という言葉がまぎれています。で、この「お願い」というのは、じつは「金くれ」という意味で使われているんですね。

ですので、上記の投稿を私なりにわかりやすく翻訳すると、

「女とやりたい男いる？　金さえよこせばあたしがマンコさせてやってもいいよ」

という意味になります。

まあ、いまや「割り切り」も「援交」と一緒と考えておいたほうが無難ですね。

今回はそういう「割り切り女子」のご報告です。

その割り切り女子は２４才。観光会社にお勤めのＯＬでした。

顔もスタイルも悪くはありません。でも、無理してアヒル口で笑うバカ女でした。いや、正確にいうとバカなのではありません。なんでだか、自分を「バカっぽくみせる」ことに必死なのです。

まず、滑舌が悪すぎて、

「ひゅうねんのおひさんって、あらしひらいじゃないでふよー」

なにをいっているのかさっぱりわかりません。

「はい」という返事の代わりに「んにゃ」という猫語を使います。

実際一緒に居ると猫の方が賢そうな気さえしてきます。

彼女は自分をバカにみせることで、いったいどういう利益を見込んでいるのでしょう。

近頃の若い男の間には、

「滑舌が悪い女はマンコのすべりもいい」

とか、

「猫語を使う女のフェラって最高」

とか、そういう信憑でもあるのでしょうか。私は寡聞にして知りません。

ある程度予想はできたことですが、彼女とのセックスは最悪でした。彼女には「男を気持ちよくしてあげよう」などという優しさは微塵も持ち合わせてはいませんでした。

まず、早めに私をいかせて終わりにしようと考えたのか、ものすごい高速手コキでチンコを責めてきました。

「ちょっとちょっと！　それじゃ痛いよ！」

私が不平をいうと、フェラもせずに騎乗位になって「あんあん」とわざとらしく喘いでみせ、それで時間切れとなりました。

あまりの理不尽な扱いにさすがに私も頭にきて、約束の金を値切ると、

「ちょっと、約束じゃん！　男なら約束はきっちり守ってよね！」

と、彼女は鮮やかな滑舌ですごみました。やはりバカどころか、ずる賢い女子だったんですね。